青茶(烏龍茶)といえば、やはり福建省産が多いのですが、広東省でも、福建省に劣らぬ銘茶が数多く作られています。その広東省産青茶の代表格がこの「鳳凰単叢」です。「単叢」とは、茶樹の一つひとつの株を独立して植え、複数の茶樹を混ぜることなく、一株から出来た樹の葉だけから製茶する茶葉の意味で、広東省北部?鳳凰山産の「鳳凰単叢」が最高級とされています。
鳳凰山で栽培されている水仙種の鳳凰水仙は一株ごとによってその香り・味わいが大きく異なるため、一株ごとに殖え、一株ごとに茶葉を摘み、一株ごとにお茶にします。茶樹一本一本、手間隙かけて、丁寧に育ててるんです。そして、この製造方法を『単叢(たんそう)』と言い、それがそのまま名前となっているわけなんです。さらに、その各茶樹ごとの風味の違いを強調し、この「蜜蘭香(みつらんこう)」や「杏仁香(あんにんこう)」をはじめ、香りごとに様々な名を付け、近年では、80種類以上もの鳳凰単叢があるんですよっ!! 秋の香り『桂花(けいか)』(金木犀)。金木犀の花は、ひとつひとつが小さく目立ちませんが、香りの存在感は大きく、その季節になると一歩外に出ただけでその華やかで甘い芳香が漂いうっとりしちゃいますよね! この桂花の香りをお茶に移したのが、『鳳凰単叢 桂花香 (ほうおうたんそう けいかこう)』。
桂花の自然の香りを殺さず、それを充分に引き出せるようなやさしい味・香りの茶葉を選りすぐり、桂花を茶葉に散りばめては花を取り、散りばめては花を取り…と、丁寧な作業を繰り返して仕上がりました。 |