大紅袍の母樹は武夷山大紅袍景区の岸壁の上に現存し、絶壁で人では採れないため、訓練した猿を使って茶葉を摘んだと言い伝えられています。そのため生産量は極めて少なく、皇帝への献上品とされ“中国茶王”と呼ばれました。今では研究所の努力によって接木がされ大紅袍の母樹の特性を残して、一定の量が採れるようになりました。 The King of Chinese Tea 4大名叢の一つ。「岩韻」と呼ばれる深く洗練された味わいに歴史や伝説が加わり、堂々たる風格を有しています。
■大紅袍(ダーホンパオ)とは 中国福建省武夷山区の岩肌に野生する茶樹から採れる「岩茶」の一品種です。 この「大紅袍」の初代樹は、樹齢350年を経たたった4本の茶樹。 現在も生き、年間数百グラム分ほどの茶と成る葉を茂らせています。 この初代茶樹は、慎重に枝分けされて周辺の岩場に植樹され、 国によって保護されながら、その独特の風味を現在まで受け継がせています。 現在、「大紅袍」と名のることができるのは、 この茶樹から枝分けされた茶樹の中でも優れて品質が高く またこの初代樹の風味に近いと認定された茶のみ。 (風味が大紅袍に及ばないもの、異なるものは「小紅袍」と呼ばれます。) 飲む者に充実した良い時間を提供してくれる、実力ある銘茶です。 ■香り 濃厚な樹蜜の香り。 深みの中に、果実を思わせるフレッシュさがあります。 茶の世界へ一瞬で引き込まれてしまう、強力な香りです。 ■味わい トロリとしたまろやかさに、コク、甘み、香ばしさ。 そしてひとかけの酸味、苦みや渋みも含め?沢山の要素が溶け合って 最高のバランスで軽やかな味わいを生み出しています。 岩茶独特の味わいの深さを 軽やかな甘い蜜の味わいが彩り、 飲み終わりには甘やかな空気に全身が満たされます。 少し低温で淹れると、ココアを思わせるようなコクある甘さが浮かび上がってきます。 ■産地について 名茶産地として知られる「武夷山」は一つの山ではなく、福建省武夷山市にある地区の名称です。 武夷山風景区と呼ばれるその地区は、数々の美しい渓谷と切り立つ岩山郡から成り、 1999年にはユネスコ世界遺産に登録されています。 ■栽培方法について 「岩茶」は、その名が現すとおり、聳え立つ峰の岩肌に育つ茶樹から採れる茶葉です。 日光、清らかな霧と清水、岩山が蓄える天然のミネラル分によってのみ育ち、 当然ながら無農薬。 本当の意味でオーガニックな茶と言えます。
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