太平猴魁(たいへいこうかい)は、安徽省の黄山大平湖のほとりで採れる中国緑茶です。 茶葉がとても大きく、まわりが尖っていて、きれいな緑色が印象的なお茶です。 お湯を入れる前の茶葉の香りを楽しむのもいいですね。 味わいもその緑色を感じさせるような、中国緑茶らしい味わいです。
安徽省を代表する中国緑茶の産地「黄山」の北側に位置する太平県(タイヘイケン)で作られるお茶です。太平猴魁(タイヘイコウカイ)という名前はとても勇ましい印象を受けます。名前は、太平県猴坑という地名に由来します。また、魁という字は「飛びぬけて素晴らしい」という意味からきております。 1800年以降に作られるようになったということで、歴史の深い中国緑茶の中では割と新しい中国緑茶です。その後、1915年、パナマ万博に出品され金賞を授賞し、世界中で名前が知られるようになりました。 味や香りが優しく、甘く、そしてとても飲みやすいのが特徴です。よく蘭に例えられるその香りの秘密は、製造方法にあります。 発酵を抑制するための釜炒りをする前に、萎凋をするからなんです(萎凋とは烏龍茶を作る際に用いられる方法で、発酵を促し、香りを高めるために行われます)。 そのため、香高く、優しい中国緑茶ができ上がります。太平猴魁という勇ましい名前からは想像できないほど、優美で、甘い香りを持つ、美しい女性のような中国緑茶なんです。 中国緑茶の中でも渋みが少ないので、渋くないお茶が好きな方には特にオススメです。誰にでも愛される甘い中国緑茶です!
●太平猴魁 (タイピンホウクイ/たいへいこうかい) 中国名山の1つに数えられる『黄山』の北側、太平県で生産されるお茶。 1915年パナマ万博に出品された際に一等金賞を受賞してから世界的にも知られるようになりました。 春〜夏にかけて収穫された茶葉を、比較的ゆるめに揉捻するため、茶葉の形状がはっきりと残った、鮮やかな緑色をしています。水色はごく薄くほんのり黄味がかった色ですが、味は割と濃厚で、ほのかに甘い風味が特徴です。 |